映画「風を捕まえた少年」観てきました。

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合宿後に鑑賞を検討していたけれど、例によって皆様の気力の充実度合により先送りとなってしまった「風を捕まえた少年」。観てきました。

ストーリーとしては、マラウィの貧しい少年が風力発電によりポンプを稼動させ、乾季の畑の灌漑に成功するという成功譚。途上国マラウィの貧しいが伝統と一族の和をもって、なんとか生活を維持している一家。林に住む精霊達のダンスが民族のプライドと伝統と慎ましい平穏の象徴として織り込まれている。そこを襲う洪水と旱魃。トウモロコシ不作による飢饉。外部資本の森林開発により崩壊していく一族の結束。限界状態の中で余裕をなくすと隣人からの略奪さえ辞さない人間の業。あてにならない政治家ーーー瀕死の精霊。

飢餓、貧困と一般名詞だったものが具体的に認識の中に落ちてくる。

授業料未納で退学にされた主人公は、図書室とはとても呼べない書架から電力の活用の本を見つける。独学で、トランジスタラジオと自転車のヘッドライト点灯のダイナモが風力発電に使えると知る。そしてーーー。教育の重要性と課題解決へ果敢に挑戦する行動力。それがある限り世界から貧困と飢餓はなくせる!皆が諦めないで注視し続けることから始める!SDGs①②この映画鑑賞の収益の一部が現地に寄付される。その意味でも観て欲しい映画の一つです。

 

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