やってみた!初オンラインワークショップ!

イベント

今年も、5月9日にSDG4教育キャンペーンに名古屋市内高校の方たちと参加しました。

緊急事態宣言真っ最中ということもあり、オンラインでワークショップを開催。

機会に疎い私がうまくいくかとドキドキしつつ、予想通りのドタバタもありましたが、地域を超え、現役高校生、卒業生、教員、社会人と多様な参加者のおかげで、とても盛り上がりました。

教育目標を達成するための声を国会議員と日本政府に届けよう!というのが今回のゴール。

政策提言

質の高い教育確保するのに政府にお願いしたいことをグループで話し合い、それぞれ提言書を作りました。以下は掲載希望された方の提言です。

  • 匿名:
    若者(特に選挙権のない人)の意見も拾って欲しいので定期的に若者の意見を聞く機会をつくるべき。子供たちが主体的に学び授業の理解を高めるために、少数人授業を多く取り入れてほしい。そのために教師の数を増やしてほしい。
  • P:
    ①国内的に
    教育にもっと十分な予算をかけてください。次世代への投資が少ない国の将来はあやうい。安倍前首相が、少人数学級に言及し、得々と35or40人(記憶が曖昧だが)と言ったのには唖然とした。25人が理想と考えている。教員数を増やせば余裕も生まれるし、生徒の特性に合わせた教育も与えられる。またカリキュラムの自由化もお願いしたい。指導要綱は締め付けだと思える。被教育者(児童・生徒・学生若者)の意見を教育に反映させて。そのシステムづくりを早急に。奨学金に名を借りた負債ローンをせずに済む若者向けのベネフィットを(国立大学の無償化など)
    ②対外的に
    ODAの初等教育への配分を可能にしてほしい。現在日本のODAは初等教育は自国で行うべきべきとして配分が低い。大学生の交換に重きが置かれている。そのために途上国の初等教育の充実が遅々として進まないで格差を増大させている一因ではないか。
  • 卒業生 たくみん:
    若者が直接意見を表明できる公的な場として「わかもの議会」の設置をお願いしたい。質の高い教育を確保するために若者(当事者)の意見は必須だと考える。また、そういった小さな声を政府に届ける公的な機関は、少子高齢化社会が深刻化する日本において今後ますます重要になると思う。
  • M:
    以下4点を実行して欲しい。
    1.費用対効果(わかりやすい指標)を出す。
    2.現場の声を聞く(政策の評価をする)仕組みを作る。
    3.ヒアリング等の根拠を明確に示す。
    4.法律用語ではなくわかりやすい言葉を使って表現する。
  • 保護者 Yasuhiro Moritani:
    教育を安くそして質を高くしてもらいたい

ワークショップをやってみての感想

ワークショップをやってみて感じたこと、考えたことは以下の通りです。

  • 匿名:
    いろんな方とお話しすることで、自分とは異なった視点から問題を考えることができ、視野が広がる気がした。
  • 卒業生 たくみん:
    やはり教育というのは社会で生きる土台をつくるという意味で非常に重要なテーマだと改めて思った。教育問題から派生する社会課題はこのコロナ禍でも数多くあるため、日本の教育の見直しが今求められていると感じる。
    今回のワークショップは少人数かつ参加者が本当に多種多様なバックグラウンドを持っていたということで、個人的にとても新鮮でいい刺激を受けることができた。参加者が多いとどうしても自分と似た立場の人としか話さなくなってしまうため、そういった点で年代を超えて話し合えた今回のワークショップは参加して良かったと思う。
    また、オンラインワークショップならではの難しさも感じた。(特に参加者の方たちと打ち解けるまで時間がかかった)
    まずは、立場が近い人同士で打ち解けて、そこからランダムで話し合うという流れは、個人的にその後もすごく話しやすくなったので効果的だったのではないかと思う。
  • P:
    真剣に考えている若者の存在に、そうそう捨てたものでもないの感を強めた。今は、みんなの声を集約するSNSなどの手立てもあるし。もっといろいろな世代の人と話せたら可能性と知恵や経験の交換が出来そうだ。
  • M:
    教育というテーマにおいて、上手く行かない原因は余裕が無いことだとわかった。余裕のないという事例は、例えば以下がある。
    本当に教えたいことを教える時間が無い。
    学費を稼ぐためにバイトをしなければいけない。
    閉鎖した環境により精神的に追い詰められ、友達を許せない。など。
    余裕が無いのは、人、モノ、金、情報、精神といった資源が無いからだ。しかし現状の日本、あるいは個人は、なかなか資源を増やせない。
    であれば、選択と集中をしなくてはいけない。
    最も重要ものだけを見極める慎重さ、重要なこと以外は捨てる大胆さが必要だ。
    また数は力であり、力を得るにはわかりやすさが必要だ、ということもわかった。
    世の中を変えるには、選挙、不買運動(選択的な購買)がある。
    選挙、不買運動のいずれも、多くの人が協力することで力になる。
    しかし世の支配者は、政治に関しては法律用語など難しい言葉を使い煙に巻き、大企業は好感度の高い芸能人を利用した広告などを使ってわかりやすすぎるイメージを作る。
    我々ができること、すべきことは、政治をわかりやすく簡単に説明する代弁者、本当に良い商品を伝えるインフルエンサーを見つけ、育て、支援することだろう。
  • 保護者 Yasuhiro Moritani:
    高校生の時から社会問題について考えることは将来にとても役立つと思います。

名古屋わかもの議会(なごわか)について
また参加者のたくみんからは、名古屋わかもの議会(なごわか)情報も来ています。
名古屋わかもの議会(なごわか)について興味がある方、活動の詳細が知りたい方はぜひアクセスして下さい!

なごわか公式TwitterのDM
@nagoya_y_c

ホームページ

https://nagoya-wakamonokaigi.com/

オンラインワークショップ企画について

企画に関してはこんな嬉しい感想も!

  • 匿名:
    貴重な体験をありがとうございました!今回のようなワークショップに参加するのが初めてだったので、どのような感じなのかなぁと不安でしたが、アンジーの温かい雰囲気で最後まで楽しく行うことができました!
    もし、またこのような機会があれば参加したいなぁと思いました!
  • M:
    オンラインワークショップには可能性がある。選択と集中をし、スピード感を持ってやりたいことをすると良いと思う。

最後には皆さん笑顔で、もっとやりたい!の声が上がったので、現在第2弾を模索中。
7月初旬頃にやれたらいいなぁと思っています。
やりたいテーマなどご希望ありましたら、ぜひ声を届けてください。

参加された皆さん!ありがとうございました!またお会いしましょう!

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